掃き溜め

社会不適合ナオンです。

うつ病になって遺書を書いた話(中編)

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7月上旬。

私はエアコンの効いたアパートに篭りきり、楽しくもないネットサーフィンをする生活を送っていた。

精神科への予約は、かなり勇気を要したができた。

と言うか、この電話に出てくれた方がとてもいい人で辛かったね、大丈夫?など私を気にかけてくれて、それでまた涙が出た。

一週間後に予約してもらい、その日は電話を切った。

 

予約までの期間は地獄で、上司の厚意で午後出勤をさせてもらえることになったのだが帰ってから何もできず、帰って午後7時には風呂に入って8時には寝ていた。

早く受診して、薬を処方してもらいたかった。

 

受診当日。

そこは大きい精神科専門の病院だった。

精神科と聞くと閉鎖的なイメージがあった私にとって驚愕ではあったが、居心地がよくて安心した。

「〇〇さーん」

小さな小部屋に先生らしき女の人が入り、そこに私も入った。

 

最初に、どういった症状が出て居るか聞かれ、今まで原因となる事象があったかなど聞かれた。なんだか辛くてやっぱり泣いた。

 

ひとしきり泣いた後、先生は

「お薬出しときますね」

と言った。

 

 

そのとき出された薬がエビリファイである。

副作用はあまりないと聞き、これでやっと楽になれると思った。

半量以下出され、明日の朝から飲んでくださいと言われ、その日は処方箋をもらって終わった。

 

これでやっと仕事ができる。

心はかなり焦っていた。

 

 

次の日、更に地獄を見せられた。